屏風岩 Byoubuiwa(2004.8.12-13)
上高地から3時間の平坦な道を梓川に沿って行き、やがて屏風岩が見えてくると、横尾に到着です。
横尾を後に今度は3時間の急登を涸沢に向けて登って行きます。途中の屏風の切り立った壁は迫力があって、
滝谷と並んで、クライマーの憧れの壁だそうです。屏風の耳は、穂高と槍を眺める特等席に間違いありません。
涸沢手前から大天荘岳
横尾を後にして1時間ほどで本谷橋、そこからの急登を涸沢手前まで登ってきて、振り返ると常念山脈の一つ大天荘岳が屏風岩の向こうに覗きます。ここまでの苦労も癒されます。
涸沢モレーン下から屏風岩と常念岳
涸沢ヒュッテが立つモレーンの下まで上がってくると、目の前の屏風岩の向こうに常念岳も姿を現してくれます。
涸沢小屋から前穂とつり尾根
この日の宿、涸沢小屋から朝の前穂とつり尾根です。朝日を浴びて美しく輝いています。
涸沢ヒュッテの辺から穂高の山々
涸沢ヒュッテの辺りからは、周りを穂高連峰に囲まれて、日本一大きな涸沢カールの底に立っているのを実感できます。
パノラマ新道から涸沢カール
涸沢カールを後にして、パノラマコースを登って行くと、眼下には先ほどまでいた涸沢小屋と涸ヒュッテが小さくなり、そこから競り上がるような穂高の山々があるのは圧巻です。
パノラマコースから槍ヶ岳
パノラマコースを屏風のコルへ向けて高度を上げて行くと、遠く、横尾尾根の向こうに槍ヶ岳が見えてきます。
屏風の耳から槍へ続く稜線
パノラマコースを前穂からの稜線に出ると、穂高連峰から槍ヶ岳への稜線をたどることができ、それは気持の良い尾根歩きができます。屏風のコルに荷物をデポして屏風の耳へ登ると、目の前の息を呑む景色に圧倒されます。
屏風の耳から穂高の山々
眼前に広がる穂高連峰、大キレット、槍への稜線、槍ヶ岳、もちろん反対側の蝶ヶ岳から常念岳など、これ以上期待できる展望があるでしょうか?
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