春の大菩薩 Daibosatsu 2013, 5, 18

久しぶりに春の大菩薩の稜線を歩きました。秋を思わせる澄み渡った空、遠く南アルプスの峰々、富士山、カラマツの新緑など
本当に気持ちの良い稜線歩きができました。稜線付近から下に笹の原が大きく広がっていて、お花が少ないのが残念でした。

春の山にしてはお花が少ない大菩薩でした。駐車場に車を止めて長衛荘横から林道を10分ほど行った、福ちゃん荘の前が登山道入り口です。歩き始めてすぐに小さなスミレがあちこちに咲いていました。

少し登ると登山道の右側はカラマツ林が広がっています。新緑の枝を広げ整列するさまがカラマツらしく大好きです。

付近のカラマツ林です。常緑樹が多い松だと思いますが、カラマツは毎年秋には黄金色になり落葉します。

カラマツ林を抜け少し登ると、まず富士山が姿を現しました。

春の富士は霞むことが多く、この日のようにくっきりと見えたのは珍しいかも知れません。

まだ雪に覆われた南アルプス、３０００m峰が連なります。右から甲斐駒、仙丈、そして白峰三山です。もちろん一番高く三角形に見えるのが北岳です。

稜線雷岩付近から富士山と眼下には大菩薩湖、絵になる景色ですが、長い電線が邪魔をしてちょっと惜しい気がします。

やはり雷岩付近から南アルプスの山々です。

あまり綺麗に見えていたのでもう一枚富士山の写真です。

登山者はみなここで一休み、私たちはここでちょっと早いお昼ご飯にしました。

お腹がいっぱいになったら稜線を大菩薩峠まで下ります。途中の２０００m付近で記念撮影です。

気持ちの良い稜線を緩やかに下って行きます。

稜線を振り返るとあんなに高いところから下って来たのかと思います。ずっと登りの逆コースはキツそうです。

賽の河原を越えたところにある展望台から。

雷岩から下ってきた稜線を振り返りました。福ちゃん荘のある登山口からゆっくり写真を撮りながら１時間と１５分で雷岩に着きました。そこから峠までの稜線歩きは３０分ほどだったでしょうか。大菩薩は誰でも楽しめ、素敵な展望のあるハイキングコースです。