　春の本棚

春の西丹沢本棚 Nishitanzawa Hondana Fall (2011. 5. 5)

下界では桜が終わり、ハナミズキやツツジが咲く初夏、丹沢の山々では新緑と山桜に彩られる春を迎えます。
初々しい新芽をつけた木々、足下の小さな花、豪快に流れ落ちる滝、春がいっぱいの西丹沢を歩いてきました。

登山口にある吊り橋の下を流れる沢です。上流ではキャンプを楽しむ人たちで賑わっていました。

歩き始めてすぐにこの階段を上り堤防を越えます。堤防の上は広い川原になっています。

眩しいほど鮮やかな新緑に彩られた山は良くみると、山桜の淡いピンク色も混じって本当に綺麗です。

本棚までずっと沢に沿って緩やかに登って行きます。

沢のすぐ脇が歩くところもないほど狭くなると行き止まりの本棚の滝に到着です。付近の新緑です。

まっすぐ５０mの落差を豪快に流れ落ちる滝です。あまり近づくと水しぶきで濡れるので要注意です。

大きな岩の上で滝をバックに記念撮影、何度も訪れているのに、今まであまり写真を撮っていなかった気がします。

近くでやはりお昼を食べていた方が撮ってくださるというのでお願いしました。

名前がわかりません。小さな花は殆どの方が気がつかないで通り過ぎてしまいます。春しか出会えない短い命です。

この花は直径５mmほどの小さな小さな花です。

岩の陰に咲いていました。名前は不確かです。

途中に群生地がありました。

私が大好きな丹沢の春の花といえばこのヤマブキとウツギです。ウツギはまだ咲きだしたばかりで殆ど蕾みでしたが、ヤマブキはいたるところに咲いていました。

登山口の近くに戻ってきました。相変わらず綺麗な新緑です。

遠くに見えているのは檜ボラ丸かな、まだ緑が出てないようですが、あと数週間もすると春が一気に駆け上がり山は夏を迎える準備を始めます。