甲斐駒ヶ岳

甲斐駒ヶ岳 Kaikomagadake(2004.7.16-17)

どこから見ても男性的な甲斐駒ヶ岳は、山全体が真っ白な花崗岩でできているため、その頂を見間違うことはありません。
対照的に、北沢峠の反対側に位置する仙丈ヶ岳は頂上付近までハイマツやお花に彩られ、女性的な山と称されています。
北沢峠から森を抜けると双子山、突風にあおられながら登ると、駒津峰からは摩利支天を従え、堂々とした甲斐駒です。

樹林から見える仙丈ヶ岳

樹林から見える仙丈ヶ岳

北沢峠を後に暗い樹林帯を登って行きます。しばらく登ると、木の間から仙丈が顔を出しました。

鳳凰三山を望む

鳳凰三山を望む

さらに登って行くと東側が開け、鳳凰三山を望むことができました。上空にはたくさんの雲があります。このような雲の時は天候に不安もあります。

双児山から甲斐駒

双児山から甲斐駒

双児山まで登ってくると展望が開けます。ここで初めて、これから向かう甲斐駒の雄姿を見ることができます。

駒津峰から鳳凰三山と富士山

駒津峰から鳳凰三山と富士山

双児山から駒津峰まではものすごい風が吹いて歩くのがやっとです。駒津峰の頂に立つと、展望も良くなり、鳳凰三山の後ろに富士山が見えています。

駒津峰から甲斐駒ヶ岳

駒津峰から甲斐駒ヶ岳

これから登る甲斐駒は白く美しい三角形をして登山者を迎えてくれます。駒津峰からはいったいどこを登るのだろうと不思議です。

頂上直下の直登コース

頂上直下の直登コース

六万石からの直登コースを巻き道側から見ています。大きな岩が重なり合って、登りは困難そうです。

摩利支点

摩利支天

花崗岩が削られた砂の登山道は滑りやすくて登りにくいものです。頂上と摩利支天への分岐があり、右に大きな岩の塊のように見える摩利支天があります。

頂上下から仙丈ヶ岳

頂上下から仙丈ヶ岳

振り返ると、仙丈ヶ岳が長い尾根をいくつも従えて、穏やかな顔を見せていました。

頂上へ向けて登る

頂上へ向けて登る

頂上は目前です。砂に足を取られながら、風に向かったり、後ろから押されたりしながら登って行きます。

甲斐駒山頂を振り返る

甲斐駒山頂を振り返る

空の雲を見ると、上空の大気が不安定なのがわかります。山頂で景色を楽しんだら、急いで来た道を下って行きます。

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