金峰山(大弛峠から) Kinpusan (2007.6.16)
今回も標高2360mにある大弛峠登山口から楽々登山です。快適な2時間の稜線歩き、そのちょうど中間地点にある
朝日岳の岩の上に立つと、目の前には裾野を広げる富士山、まだ雪の残る南アルプスの山々、すばらしい展望でした。
金峰へはさらに1時間、尾根道を進み、ハイマツ帯に出ると八ヶ岳と北アルプスの展望をお供にあっと言う間に山頂でした。
朝日岳から富士山
登山口のある大弛峠から樹林帯の中、丸太の階段を登り、平らな稜線歩きと緩やかなアップダウンを繰り返すと、突然朝日岳の山頂手前の岩が積み重なったところに出ます。そこから見た富士山です。空気が澄んでいたこの日はいつもより富士山が近くに感じるほど、くっきりと見えていました。
朝日岳から南アルプス
同じ朝日岳の岩の上から南北に連なる南アルプスの山々です。右に白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)が連なっています
金峰山
朝日岳からこれから向かう金峰山と五丈岩。朝日岳から一旦下り、緩やかに登り返します。五丈岩の左に甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳が見えています。
ミツバオウレン
登山道脇の日陰に咲いていたミツバオウレン、いたるところに小さな一厘が、あるいは2.3厘が並んで咲いていました。
八ヶ岳
朝日岳から1時間、途中鉄山への分岐を左に見送り、シャクナゲとハイマツの中を行くと突然稜線に出ます。目の前に八ヶ岳が連なります。
五丈岩
山頂にある五丈岩、大きな岩がバランスをとって重なっています。長い年月何故落ちないのか不思議です。いつ行っても、この岩のてっぺんに登っている人や挑戦する人がいて、見ているこちらが怖いこと。
コメバツガザクラ
金峰山の山頂付近は大きな岩がゴロゴロ重なっています。岩陰に這うように葉を広げて、小さなコメバツガザクラが咲いていました。
新緑のシラカバ
大弛峠を後に、車で舗装された林道を下って行きます。林道はずっとシラカバとカラマツの新緑に彩られていました。
シロバナヘビイチゴ
林道を下って行くと、突然、左斜面の白いものが目に飛び込んできました。車を止めて見ると、シロバナヘビイチゴが群生していました。
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