春の金時山 Kintokiyama (2011.5.14)

久しぶりに新緑に彩られる乙女峠から金時山へ気持ちの良い稜線を歩いてきました。長尾山から一旦下る稜線には
ブナの老木が何本かあり、その枝はまだ小さい葉をいっぱいつけていましたし、雪が残る富士山もずっと姿を見せていました。

登山口から富士山

東名御殿場インターから車で10分ほど箱根方面へ上って行くと、右側に乙女茶屋があります。そこの駐車場に車を止めさせて貰い登山靴に履き替えて出発します。 登山口は道路を渡った反対側、林道を5分行くと右側に登り口があります。

乙女峠から富士山

急登を30分登りました。今は使われていないのかな、小さな小屋のある乙女峠に着きました。そこからの富士山です。

登山道

長尾山へ階段がつけられた尾根道をなだらかに登って行きました。周りが灌木の新緑で綺麗です。

道しるべ

乙女峠から30分ほど登って来ると長尾山の山頂?があり、そこに道しるべがあったので写真を撮りました。

金時山を望む

長尾山から一旦下り、小さな山を登り返しました。その頂付近からみた金時山です。金時娘のいる小屋が見えています。

箱根方面

同じところから眼下に見える箱根方面の景色です。全体に霞がかかっていますが箱根駒ヶ岳や芦ノ湖が見えています。

金時山頂で

登山口から1時間半ほどで頂きに到着でした。とても風が強い山頂でしたがいつものようにたくさんの登山者が景色を楽しんでいましたよ。

山頂から富士山

以前は私が山頂にたどり着いたころには雲に隠れてしまった富士がこの日はずっと姿を見せていました。

あ、大変!

どこからか飛んできた金太郎のマサカリが頭に..

金時山頂

山頂はとても強風が吹いていましたので早々に下山します。少し下ったところから振り返って撮りました。

ブナ

長尾山への登り返しの尾根道に、この辺にしては太い幹の立派な木があると、よく見るとブナの老木でした。葉はまだ小さく柔らかく産毛に覆われて初々しかったです。

虫こぶ

ブナの葉にこんな赤い実のようなものがついていたので、帰って調べると、虫こぶといわれるもので中にタマバエの幼虫が住んでいるそうです。この赤いのはブナハアカゲタマフシというそうです。 どのようにしたらブナの葉がこんなに綺麗な色と形に変形するのでしょう。

ブナと私

新緑の尾根道でブナに出会えて嬉しい私です。

ブナ

細い枝の先にもかわいい葉が出ています。樹齢に関係なく春になると同じように葉をつける木々は不思議な生命力を持っていますね。

ブナ

葉が空一面に広がって尾根道に陰を落としてくれる大きなブナです。

足柄サービスエリアから

帰りに御殿場インターからすぐの足柄SAに寄ってみました。目の前にさっきまでいた金時山と乙女峠への稜線が見えていました。左の一番高い山が金時、右へ乙女峠まで尾根が続いています。 アップダウンがあるので上りも下りも1時間半、3時間のハイキングでした。

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