晩秋の黒斑山 Kurofuyama(2007.11.3)

上信越道、小諸ICで出て、高峰高原へチェリーパークラインを上って行くと、目に飛び込んできたのはカラマツの林、上るにつれて
鮮やかに黄葉していました。早朝でまだ日の光の届かない道を、標高2000mまでカラマツとシラカバの間を縫って上がって行きました。
高峰高原のある2000m付近から上のカラマツはすっかり葉を落とし、登山道はカラマツ一色の絨毯になっていました。

霜のついた葉

霜のついた葉

高峰高原ホテルの前の駐車場に車を止め、道路を隔てた登山口を登って行きます。標高2000mの朝は冬のような寒さです。足元の葉にも霜が降りて寒そうです。

カラマツの山

カラマツの山肌

一つ山を越えて振り返りました。高峰高原一帯がカラマツに覆われています。このときはまだ太陽が雲に隠れて日差しがありません。殆どのカラマツが葉を落としていました。

カラマツの山

カラマツの山肌

もう少し登ってきました。振り返ると、朝日が当たる斜面のカラマツが輝いています。

稜線へ

稜線へ

少し開けた黒斑山の稜線に出ました。見えている階段を登ると浅間山が目の前に現れます。遠く雲海の彼方には富士山、八ヶ岳も望まれました。写真のように右の浅間山側の斜面には木が生えていません。
登る私

もうすぐ山頂へ

さっき見えていた階段を登る私です。この上の岩場からほんの少し稜線伝いに行くと黒斑山頂です。

草すべり

草滑り

上の岩場に上がってきました。眼下には浅間山裾野が広がります。草滑りを一気に降りて浅間山に登る道が続いていました。後1〜2週間早ければカラマツが黄金色に輝いていたことでしょう。

槍、穂高連峰

槍、穂高連峰

同じ岩場から北アルプスが連なって望まれました。真っ青な空に雪化粧した北アルプスの山並みが綺麗でした。

浅間山

浅間山

山頂から浅間山と広がる裾野です。左には蛇骨岳のザレた山容が見えています。浅間山の火山活動が安定しているため、今は頂近くの前掛山まで登ることができます。目を凝らすと、登山者が列を作り歩いているのが見えました。

篭ノ登山

篭ノ登山

山頂で浅間山を眺めながら早いお昼ご飯にしました。この日の噴煙は少なかったようです。帰りも登りと同じ展望の良い表コースを辿ることにしました。上りと同じカラマツの絨毯の道を下山しました。駐車場近くまで下って来ると、向こうに篭ノ登山の美しい山容が見えていました。

写真をクリックすると大きく表示されます。(Please click the image to enlarge it.)

晩秋の黒斑山アルバムはこちらです。

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