両神山 Ryoukamisan (2006.12.2)
イザナギとイザナミの神が祀られているという埼玉県にある両神山。山梨県から雁坂トンネルを抜け、埼玉県に入ると、もうすっかり
葉を落とした山奥へと中津川に沿って県道210号から金山志賀坂線を車で登って行きます。今は廃墟となった日窒鉱山跡の集落を横目に
高度を上げて行きます。八丁トンネル手前の上落合橋の道路脇に駐車場を見つけました。そこから八丁峠を目指して登ります。
八丁峠へ林を行く
上落合橋にある登山口から落ち葉に埋まった道を沢に沿って登ってきました。山はすっかり冬の装いです。山の斜面をつづらに30分ほど登って行くと、八丁峠に着きました。そこからいよいよ八丁尾根を両神山目指して縦走します。
八丁峠
登山口からゆっくり30分ほど登ってくると、八丁峠に着きました。ここから両神山頂まで岩場、鎖場ばかりが続きます。小さなピークをいくつも、いくつも鎖場を登ったり下りたり、山頂まで3時間の道のりでした。
鎖場と私
写真のような鎖場を登ったり、下ったりしながら尾根を縦走します。途中で繋いである鎖場は30m、40mと長く、それがいくつもあって、上り下りの殆どが鎖場、岩場の登下降の連続でした。帰りは鎖場を数えてみました。繋がっている長い鎖も一つとして、なんと31箇所でしたから、往復で62箇所もの鎖場を通過したことになります。
西側の展望
八丁尾根に出てからはずっとこのような展望がお供でした。遠くの山には雲がかかっていたのですけど、近くの山並みが重なってきれいな展望でした。浅間山も少し見えていたのですけど、すぐに雲の中へ隠れてしまいました。
北側の展望
北側を写して見ました。見渡す限りに山々が連なっています。
鎖場
このような鎖場ばかりのピークをいくつも越えて山頂を目指します。尾根の上では殆どが急な岩場、鎖場と言ってもいいほどでした。
八丁峠方面を振り返ると
だいぶ西岳へ近づいてきました。八丁峠からここまで、長い鎖場を越えてきました。まだまだこれから西岳、東岳とうんざりするほど鎖場の連続です。
岩場に立つ私
鎖場でないと思ったらこんな岩場を通過します。この後また鎖場を下りました。
近くなった西岳
真ん中の高いピークが西岳です。西岳へは長くていくつも繋がった急な鎖場を登って行きます。その前に手前に見える小さなピークの鎖場を登って降りて、一気に登り返します。手前のピークに私の前を行く登山者が写っています。
両神山頂で
八丁峠から3時間かけてようやく山頂に到着でした。距離は4kmと短いものの、登山口からは3時間半の道のりでした。 下山は少し早く3時間で登山口の上落合橋の駐車場に戻ることができました。
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