谷川岳 Tanigawadake (2006.7.8)

梅雨時の晴れ間を狙った谷川岳登山、ロープウェイを利用し、天神尾根を登って行きました。時折の暑い日差しは
真夏を思わせるものでした。肩の小屋手前には大きな雪渓が残り、登山者が喉を潤したり、涼風を楽しんだりしていました。
稜線は花々で彩られ、その種類の多さに驚いたほどです。エーデルワイス(日本名、ミネウスユキソウ)も咲いていました。

登山道から谷川岳

登山道から谷川岳

ロープウェイで10分ほどで天神平に到着です。登山道を登って行くと、前方はるか彼方に谷川岳が見えてきます。まだ雪渓が多く残っているようです。

タニウツギ

ピンク色の花をつけるタニウツギの花

天神尾根を登って行くとところどころ斜面を彩るタニウツギに出会いました。絨毯のような笹の緑の中で彩りを添えていました。

雪渓

残る雪渓

肩の小屋が近づくと登山道脇は笹の原から雪渓に変わります。例年より雪の多かった冬の名残でしょうか。流れ出る水で喉を潤すことができました。

トマの耳山頂

トマの耳山頂と私

肩の小屋からはほんの少しの登りでトマの耳に到着です。山頂で展望を楽しんでいる私です。

トマの耳からオキの耳

トマの耳からオキの耳

トマの耳からこれから向かうオキの耳(1977m)です。稜線に沿って登山者が登って行くのがわかります。このオキの耳が標高1977mでトマの耳より10m高い谷川岳山頂とされています。

オキの耳展望

オキの耳辺りの展望

オキの耳の山頂で展望を楽しみます。雲が多く遠くの山は霞んでいましたけど、山肌の緑が美しく、とりわけ淡い緑色に覆われた笹原の斜面は谷川岳独特の雰囲気を持ったものです。

一ノ倉沢岩壁

一ノ倉沢岩壁

オキの耳からさらに一ノ倉岳へ向かって稜線を進みます。このあたりには数多くの花々が咲いていました。切り立った岩壁とかわいい高山の花、谷川岳の景観を作ります。写真を拡大してみると岩に取り付いているクライマーの姿も映っています。

一ノ倉沢

一ノ倉沢

稜線から真下には一ノ倉沢が大きな口を開けたように広がっています。 厳しい真冬に数多くのクライマーの命を奪ってきたところです。

稜線から景色

稜線からの景色

稜線を辿ってきた道を戻ります。登山道脇にはドウダンツツジが小さなランプシェードのような花をつけていました。

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