燕岳 Tubakurodake(2000.8.16-17)
燕岳は北アルプス入門の山、ところが合戦尾根は北アルプス屈指の急登です。辛くて長い登りが合戦小屋
まで続きます。やがてはるか彼方に燕山荘を望みながら、お花畑の中を緩やかに登って行きます。
後少しの登りで稜線上に出ると、遠く穂高連峰から槍、表銀座の山々など、すばらしい展望が目の前に広がります。
燕山荘の日の出
翌日はすばらしい夜明けを迎えました。日の出もこの通り、雲海の彼方の雲の中から日が昇ってきます。
朝の燕岳
朝日を受ける燕岳、花崗岩の白さが日の光に輝いていっそう美しい山容を見せています。
燕山荘
稜線に建つ燕山荘は北アルプスを眺める絶好の位置にあります。大きくて太い木で建てられている燕山荘には山小屋の歴史を感じます。
朝の槍ヶ岳
燕山荘裏から朝日を受ける槍ヶ岳と穂高の峰です。大天井から槍までの東鎌尾根は多くの登山者を魅了しています。
燕山荘とその稜線
北燕岳への道から燕山荘を振り返ります。燕山荘の向こうには大天井岳、常念岳へと連なる稜線が見えています。
北燕岳への道
燕岳から北燕岳へは短い稜線歩きです。ロープが張られた登山道の両脇には、所狭しと北アルプス花の女王、コマクサが咲き誇っていました。
北燕岳
真ん中に見えている一段高いのが北燕岳です。燕岳と同じもろい花崗岩でできています。大きな岩をよじ登ると山頂で、やはり360度のすばらしい展望です。
稜線に咲くコマクサ
燕岳から北燕にかけて、登山道はコマクサの咲く中を行きます。地面に這うほどの小さい花をつけたコマクサですけど、花は凛として、女王の貫禄たっぷりです。。
登山道から槍ヶ岳
北燕への登山道から槍ヶ岳、穂高方面の稜線です。山々が朝日に輝いて美しい光景です。燕岳も山肌に影を落としています。
写真をクリックすると大きく表示されます。(Please click the image to enlarge it.)
夏の山旅に戻る
